FASHION デジタル

コミュニケーションから情報へ

投稿日:2017-01-06 更新日:

今朝のニュースチェックで見つけた繊研プラスのニュース

ファッション消費は「確かな情報源」から ifs調べ
http://www.senken.co.jp/news/management/ifs-surevey-fashionconsumpiton/

 伊藤忠ファッションシステム(ifs)の調査によると、17年以降のファッション消費は、「顔の見える、実感の得られる情報源を支持する」傾向が強まるという。90年代以降に20歳を迎えた「ポストバブル世代」にその傾向が強い

~ 中略 ~

 ネットより店頭や人などリアルな実感が得られる情報、「よく行く店」などパーソナルな関係性が感じられる情報を重視する。この傾向は、特にデジタルネイティブといわれる「LINE世代」(92~96年生まれ)、「ハナコジュニア世代」(87~91年生まれ)に顕著という。
 これに対し「プレバブル世代」は「ショップのホームページやブログ、ショッピングサイト」61.2%、「よく行く店やブランドの店頭」50.2%、「ポータルショッピングサイトの商品・コーディネート情報」46.7%。個別的な生の情報より、プロが集約・編集した情報やブランドやマスメディアなどのお墨付き情報を重視するとまとめている。


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2017年からは確かにその方向へ動くなと感じた。

2012年暮れのペニオク事件を発端に、13年には芸能人や読者モデルのステマ(ステルスマーケティング)ブログ問題に発展。
「ステマにはもう騙されないぞ」という一方で、キュレーションメディアが台頭。
芸能人の発信する広告もどきな情報よりも、個人が分かりやすく情報をまとめてくれたのを読めばOK的な流れになったと思ったら、案の定、昨年後半はキュレーションメディアの発信する不適切な情報や不適切な引用方法、サイトの運営問題など、問題がボロボロと明るみになった。

ネットに親和性のある方ならすでに「ネット上に100%確かな情報はない」と感じているのでは。
特にネイティブ世代は「ソース出せ」が合言葉のようにもなっている。
情報発信者がどんな人物で、その情報に対して専門性を持っているのか否か、またどこのサイトが発信している情報なのかなど、発信源を確認しない限り、迂闊に信じてはいけない様な風潮になってきていると感じている。

基本的に人は確かな情報を頼りにできるだけ損をせずに生きたいと願うもの。
この数年は口コミに代わりに手軽に入るネットの情報を頼りにしてきた結果、ネットにも確かな情報はないというのが明らかになって、またリアルな口コミが求められるのは自然な傾向である。

そうなってくると、ファッション業界に限らず、店頭やリアルな顧客接点がある場所での情報力が重要になってくるわけだ。
ネットで発信されているあの情報は本当なのか?確認のために店頭にやってくる機会もあるだろう。
また、公式がネットで発信している以外の情報がリアル(店頭など)で得られるかもポイントになるだろう。

ここのところ「コミュニケーション」がキーワードだったが、2017年は「情報」がキーワードになりそうだな。


そういう点で現役業界人によってまとめられたこちらのMOOKは確かな情報と言えますよ。
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