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なくなるかもしれない文化

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美容室に行くと驚かれ、よく言われる言葉が2つある。
1つ目は「髪、綺麗ですね」
そして、2つ目は「すごい耳(ピアス)ですね」
普段、耳が隠れるヘアスタイルなので、美容室でよく驚かれる。

 

ま、率直に言えばボディーピアス、タトゥーのカルチャーが好きだ。
周囲にもそういう友人・知人が多い。
そういうこともあり、昨年後半から注目しているニュースがある。

【速報】タトゥー医師法裁判で彫り師に有罪判決 大阪地裁

要約するとタトゥー施術は医行為か否か。
医行為であれば医師法違反になる。という裁判であった。
結果は有罪で、彫り師には罰金15万円が課せられた。即日控訴したので、この先も進展があると思うが、一方で彫り師さんたちが医師法の規制に危機感を覚え、業界団体発足に向けて動き出した。

タトゥー彫り師の業界団体が発足へ 医師法の規制に危機感、法整備へ第一歩

「彫り師が医師免許を取得すればいいじゃん」と思う方もいるだろうが、時間とお金がどれだけかかるか分からない医師免許取得に費やせる彫り師がどれだけいるだろうか?逆に医師が彫り師並みの絵心を身につけて、「彫り師になるよ」と言ってくれる方はいるのだろうか?
そういう方がいれば、ここまでの問題にならなかったのだろうか?
など、いろいろと考えてしまう。

今回、タトゥー業界は裁判を通じて動きだしているが、もう一つの心配はボディーピアス業界だ。
こちらも全く同じように医行為か否かを問われたことがあり、裁判になったことがあるのだが、こちらはある1店舗がスケープゴートとなっただけで、その後の進展もなく、各ピアススタジオが細々と現在も活動している感じだ。
こんなは言いたくないが「若者のピアス離れ」もあるらしい。
個人的にはこのタトゥー業界の流れに乗って、ライセンス化を目指したらいいのにと感じている。

とはいえ、見るだけでも痛い、怖いと嫌われているカルチャーであることも事実。
だが、今後のインバウント政策(要は外国人観光客のタトゥー温泉問題など)のことも考えると、業界側も法整備やタトゥーを入れたいと考えている人への啓蒙活動をしていく必要があるだろう。さらにはすでに施術されてる人、これから入れようと考える人、みんなが自分たちの立場を改めて考えて行動しないと、本当にこのカルチャーは無くなるかもしれない。

 

因みに、私はタトゥーもボディーピアスも“ミニマムなファッション”だと考えている。
丸裸になったとしても自分を主張できる、最低限のファッションのようなもの。
万が一、殺人事件や災害に巻き込まれて、身ぐるみ剥がされた状態で見つかってもタトゥーやボディーピアスで「あいつだ!」となるのが夢でもある(笑)

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