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自主性で成長するには限界がある

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のかもしれないと思うことがありました。

ステュディオス店員が「ビール飲みながら接客していた」ツイッター投稿で炎上

私がSTUDIOUS(現TOKYO BASE)を取材したのは2013年暮のこと。
ファッション販売で不定期で連載していた企業特集で、社長はじめ、販売員さんへ取材させていただきました。
当時の印象は「ITベンチャーの様なアパレル」
今後が楽しみな企業だなと感じつつも、もし急成長したら危ないだろうなぁと感じていました。

 

同社は社員の自主性を尊重しており、取材当時はある程度の接客教育は行っていましたが、大手ほどはマニュアル化は確立されいない状況だったと思います。
恐らく、それは現在でもあまり変わってなかったんじゃないでしょうか?

また、同社は自分で考え、自分で動く「能動的」な人材を求め、集めていたので、取材に行くと入社1、2年でもキチンと自分の考えを持っていて語ってくれるんですよね。
それはとても素敵なことだと思うのです。

ですが、やる気があり過ぎて、一人で成長を急ぎ過ぎて、手当たり次第にあれもこれもと行動に移することで、時折間違った方向、自分の周囲半径5mくらいしか目に無くて動いた時は怖いなと思うのです。
一番ある例えでいうと「売るためにはどんな手段を使っても構わない」という考え方とか。

お客さまの気持ちなどは考えず、がむしゃらに売り込んて「俺、売上トップだぜ!」と自己満足した結果がこの状況なのではないかと感じるのです。
以前からTwitter上では悪評が時折流れてきていたので、今回はそういうのが積もり積もってまぁまぁな炎上に至ったという感じでしょう。


City Zoom by Ryan McGuire

個人的な考えですが、人が成長するには“気づき”が重要だと思ってます。
その中でも成長に一番作用するのは、自分で考え、動いた時、自主性を持って動いた時に気付くこと。
誰かにヒントをもらって気が付くよりも影響力・浸透力があると思うのです。

ただ、自主性を持って成長するのは人によって速度が変わります。
誰一人同じ速度では成長できないので、多店舗展開を目標とする企業には、その教育方針や成長スタイルは合わないのではというのが、今回明らかになったような気がします。

 

これはTOKYO BASEに限らず、また大小問わずアパレル企業、さらにはどんな業界でも同じじゃないかしら?
「スピード感をもって成長を…」とよく聞きますが、そこまで急ぐ必要あるのでしょうか?
たまに「急ぐ箇所を間違ってるんじゃない?」と感じる時があります。

それにしても4年前に感じていたことが現実になったなぁ…
しくじり先生じゃないけど、今回の件で福岡店はじめ、全店のスタッフさんの“気づき”になれば良いですね。

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